EAR-D 犬耳パーツ
Zash
座って、聞いて、たまに水を差す。
垂れ耳のシリコンパーツを両側のピボットへ挿し、胸にはネクタイを留める。会議に一頭いると場が締まる、という経験則をそのまま卓上に置いた。顔は目と口の3要素だけで、眉も頬も作らない。
スマホを1台差すと、机の上に犬か猫が座る。
解説動画に出てくる Zash と Mix は、犬と猫の姿をしている。 画面の中で犬が議論に参加していることに引っかかる人が居たので、 中の人はリモート勤務していて、卓上の端末を通して喋っているという設計にした。 端末は前板が1枚立っているだけで、その板そのものが顔であり、体でもある。 上端のスロットから手持ちのスマホを差すと、前板の裏へ収まる。 前板にくり抜かれた開口からは、目と口が覗く。 開口の下の無地の面が胸で、ここにネクタイやフード襟が付く。 犬と猫の違いは、前板の両脇のピボットに挿す耳パーツだけ。
EAR-D 犬耳パーツ
座って、聞いて、たまに水を差す。
垂れ耳のシリコンパーツを両側のピボットへ挿し、胸にはネクタイを留める。会議に一頭いると場が締まる、という経験則をそのまま卓上に置いた。顔は目と口の3要素だけで、眉も頬も作らない。
EAR-C 猫耳パーツ
呼んでも来ない。要るときにだけ居る。
立ち耳のシリコンパーツを同じピボットへ挿し、胸にはドローコードの付いたフード襟。既定はスリープで、中の人が入ったときだけ顔が点く。会議に猫が居ても誰も議事録を期待しない。
筐体を共通にする
中身が同じなら筐体も同じでいい。耳と胸のパーツを挿し替えるだけで Zash にも Mix にもなる。別々の機体を2つ作るより、同じ机に2台並べたときに揃って見える。
顔を作らない
カメラもCPUも、手元のスマホにもう入っている。ドック側が持つのは、顔を出す開口と、音と電源の入ったベース本体と、着せ替えのパーツ。横長のスリットで切ると目しか出ないので、口まで入るほぼ正方形にした。喋っているのが分かる。どんな顔を出すかは端末側の仕事なので、ここで固定する必要もない。
全面を窓にしない
前板を全部くり抜けば画面はまるごと見える。そうしなかったのは、残った無地の面のほうに用があるから。ここにネクタイやフードを留めた瞬間、机の上のものが「端末」から「そいつ」に変わる。
動かさない
可動部を入れると、静かな机の上で音を立て、壊れ、電気を食う。固定にした代わりに、前板を 15° 後傾させてある。机に向かって座っている人の顔に、目が向く角度。空いた分の体積は、スピーカーとマイクと給電が入ったベース本体に回した。
| ZM-01共通筐体 | |
|---|---|
| 寸法 | W104 × D128 × H176 mm(耳パーツ含まず) |
| 重量 | 約 720 g(本体のみ) |
| 素材 | 前板:オフホワイトのマット樹脂 / ベース本体:チャコールグレー |
| 構造 | 前板を正面に立て、ベース本体が後方へ回り込んで前板を抱える。ベース本体は両端が丸いドラム型(車輪ではない。転がらない) |
| 前板の傾き | 後傾 15°(固定) |
| 画面の開口 | W76 × H72 mm・角R8(ほぼ正方形)。目と口が同時に入る大きさにしてある |
| 装填 | 上端のスロットから差し込み、前板の裏へ収まる。スロットは正面からも見える |
| 対応端末 | 幅 68–79 mm / 高さ 160 mm まで / 厚さ 13 mm まで(ケース装着可) |
| 着せ替え | 前板の上側面にある円筒ピボットへ挿す。EAR-D(犬耳)/ EAR-C(猫耳)/ 胸は TIE-Z(ネクタイ)/ COL-M(フード襟) |
| 給電 | USB-C PD 入力 / Qi 15W(ベース本体に内蔵) |
| 音響 | ベース本体 フルレンジ 40 mm × 1 / ビームフォーミングマイク × 2 |
| 可動 | なし(前板は固定) |
| 出荷 | 未定(コンセプト機) |
寸法・重量・対応サイズは設計値。実機は存在しないため実測ではない。 スマートフォンは付属しない(というより、これは付属しようのないものである)。